この記事はこんな悩みのあなたに向けて書きました。
- 新しいことをやりたいけど、なかなか続かない
- 気づいたら三日坊主で終わっている
- 変わろうと思っても結局変わらず、毎日同じことの繰り返し
と思って、いざ毎日ウォーキングや筋トレをやっても
数日後には
結局運動自体を辞めてしまう。
と思い、いざ勉強を始めても
数日後には
結局勉強も続かずに辞めてしまう。
このままでは
新しいことを始められないし
続けることができない
そう思った私は、この本を読んでみました。
【まんがで身につく続ける技術】
では感想です。
読んで勉強になったこと
全ての内容を記載することは出来ませんが
私が読んで
と思うことを紹介します。
過剰行動と不足行動
まず、続けるためには意志の強さややる気は全く関係なく
続けたい行動が
過剰行動(減らそうとしている行動、タバコや暴食など)
不足行動(増やそうとしている行動、運動や英語の勉強など)
どちらなのかを判断する必要があるそうです。
過剰行動の場合
- 行動の発生を抑える先行条件
を考えます。
例えば、禁煙をしたい場合
- 喫煙所の場所を通らない
- コーヒーを飲まない
- 喫煙者とお酒を飲みに行かない
などの条件が整うと、喫煙という行動が起こりにくくなります。
不足行動の場合
- あなたはその行動をどんな時にとりがちなのか
- あなたがその行動を取ったらどんなメリットがあるのか
を考えます。
例えば、英語の勉強をしたい場合
- あなたはその行動をどんな時にとりがちなのか
→海外の映画を見たとき、外人を見かけたとき - あなたがその行動を取ったらどんなメリットがあるのか
→英語が上達する、高い充実感が得られる
などが挙げられます。
更に、英語の勉強を邪魔する行動(ライバル行動)も考えておくと良いそうです。
例えば
- 仕事終わりに家に帰ってダラダラテレビを見てしまう
- ビールやお酒を飲みながらスマホをいじってしまう
といった行動は、英語の勉強の邪魔になります。
ライバル行動が発生しにくい状況を考え
- 仕事終わりに家に帰ってダラダラテレビを見てしまう
→テレビのリモコンが見つからなければ行動は発生しにくい - ビールやお酒を飲みながらスマホをいじってしまう
→お酒やスマホが見つからなければ行動は発生しにくい
と、ライバル行動が発生しづらい環境を事前に作ることが可能になります。
また、不足行動の場合
と目標を設定してしまうと、途中で気力が無くなるそうです。
なので
- 目標設定は低くする
- 不足行動に対するメリットを考える
- 不足行動を発生させやすい条件を考える
この条件を設定し、行動すると続ける力が身に着くそうです。
他にも詳しく書いてありますが、実際に読んでみることをオススメします。
全体的読みやすい
全体的に読みやすく、要点がスラスラと分かりやすかったです。
「まんがで〇〇」って結構いろんなジャンルがあるんですけど
その中でも読みやすい方だと思います。
活字がニガテな方でも、まんがの部分だけ読んでもためになることが多いと思いますよ。
ページ数もそれほど多くないので、1日で読み終えてしまうと思います。
ストーリーもまぁまあ面白い
まんが部分のストーリーもわりと面白く
私は主人公に少し感情移入してしまいました。
ストーリーを簡単に説明すると
- 今まで何をやっても長続きしなかった主人公が
- 異動してきた女上司(年下)に
- 続ける技術を教えてもらう
こんな感じです。
文章だけの自己啓発本ではなく、ストーリーもあり読んでいて感情が入りやすいので、身に着きそうな感じはあります。
まんがの部分だけでなく文章も読むと良い
まんがの部分だけ読むのも効果はあると思いますが
本の詳細が書いてある文章もきちんと読むとよりためになると思います。
まんがだけでは本質を伝えるのは難しいので
と思ったら、文字も読むことが必要でしょう。
読んだだけでは効果はない
最後になりますが、本を読んだからといって続ける力が身に着くわけではないと思ってます。
(本末転倒な話ですが・・・。)
結局のところ、自己啓発の本を読んだから身に着くというわけではなく
本に書いてある知識を理解し
それを実践して経験し
自身の血肉となった時
に、続けるちからが身に着くんだと思います。
本を読んだから
なんて、そんな軽いものではありません。
本に書いてあることを実践して
自分がどんな行動を取っているのか
どんな行動を今後続けたいと思っているのか
を具体的かつ明示的に考え、行動に移すことができたら
あなたも続けるちからが身に着くと思います。
あくまで本は、あなたの行動を手助けてしてくれる一種ツールでしかありません。
結局
あなたの行動を変えるのはあなた自身でしかない
と私は思います。
本自体は読んですごくためになったので
一度読んでみてはいかがでしょうか?