3000文字チャレンジ

誰もが必ず経験したことがあること「3000文字チャレンジお題【空】」

この記事は3000文字チャレンジという企画の記事です。

詳細はコチラです。

DAY1

ここはどこだ?

 

いつからここにいるのか分からない。

しかも身動きが取れない。

 

どうしてこうなった?

なんだ?どうした?

 

と、さっきまで動揺を隠しきれなかったが

今はいくらか落ち着いた。

 

今の私の分かる範囲の状況は

・身動きがあまり取れない。
・四方が壁?みたいなのに覆われている。
・何故か裸。
・光が全く無く、暗闇。

このくらいか。
分かることと言えば。

不思議と今はお腹が空かないから良しとしよう。

 

周りには誰もいない。

誰かが訪ねてくるわけでもないし、会話することもない。

暗闇だから周りが全く見えない。

状況がわからない。

 

さて、どうしたもんか。

ここから脱出する術はあるのか。

 

とりあえず壁を蹴ってみたが、なんの反応もない。

この壁はいくらか柔らかく、蹴ってもびくともしない。

 

壁を壊すのは道具が必要だな。

身動きが取れないなら何もできない。

 

それに今は眠い。

身の危険は特に感じないし、今は体力を温存して眠ることにしよう。

 

何日経ったかわかるように、どこかに印をつけておきたいが。

カレンダー的なものもないし、しょうがない。

 

覚えてる範囲で、自分が眠りについたら1日経ったということにしよう。

 

いつまでこの暗闇の中にいなきゃいけないんだ。

ああ眠い。

DAY2

何時だろう。

って時計もないんだった。

 

この場所は朝飯的なものは出ないのか?

暗闇だから見えないが、お腹が空かないから気にしないことにする。

 

私の身体はどうなっているのか。

服は着てないと思うので、おそらく裸だ。

 

この私のスタイルを誰かに見せたいところだが、暗闇だからそれも叶わないだろう。

早くここから出たい。

 

出たら何をしてやろうか。

というか、何がしたいんだ?

DAY3

いつのまにか眠りについたようだ。

今日は3日目ということになるのだろうか。

 

いつからここにいるのかもわからないので

もしかしたら

1週間

1ヶ月

1年近くいるのかもしれない。

 

そのくらい時間感覚が乏しい。

1日は24時間というのは、人間社会の共通・・・だと思う。

 

私だけこのような状態なのだろうか。

家族はどうしているだろう。

 

私の家族。

 

家族・・・。

 

 

家族・・・?

 

ふと思ったが、昔の記憶が一切ない。

 

私にはどういう家族がいて

どんな生活を送っていて

何が好きで

仕事は何をしていて

そういった記憶がない。

 

記憶喪失というやつか。

生まれて初めてだ。

 

だが、思考は正常のようだ。

考えるということはできる。

 

あと、少しだけ手を動かせることがわかった。

体勢も少しだが、変えることができる。

長時間同じ体勢だと、腰に負荷がかかりそうだ。

 

ここでの生活も悪くないことがわかった。

何か言ってくる嫌味たらしい奴もいないし

何かを強制されるわけでもない

 

あながちここも、悪くないのかもしれないな。

DAY4

4日目にして1つわかった。

どうやら私のお腹が減らないのは、私の身体に管が通されているようだ。

 

まるで病人だな。

そこから栄養が通っているらしい。

 

となると、これは治験しているということか?

そんなこと私が申し込んだりしただろうか?

 

だが、過去の記憶がない私はそれを知ることができない。

 

いつまでこの生活を強いられるのか

教えてくれ誰か。

 

って誰も周りにはいないんだった。

自分で解決するしかないか。

DAY5

もしかしたら、私のような環境にいる人は多くいるのではないかという仮説にたどり着いた。

 

私だけこのような、密閉された空間にいるんけではないだろう。

おそらく個々にこのような空間を与えられ、どのような反応を示すか分析しているのではないだろうか。

 

死んでしまっては元も子もないから、点滴的なものを通して「生かさせている」と言ったところか。

 

なんの分析なのだろう。

ストレス耐久のテスト?

それとも、暗闇の中で一定条件下でのテスト?

 

私の思考では、ここから先の結論を出すことはできない。

もっと昔に勉強しておけばよかった。

といっても、昔のことなど一切覚えてないのだが。

DAY6

過去の記憶が一切ない私だが、昔どのような生活をしていたのか仮説を立ててみた。

 

おそらく今、このような思考がぐるぐる回ることから

私は幼い頃に高いレベルの教育を受けたに違いない。

 

あと、スタイルが良いという点でも

裕福な家庭だったのではないだろうか。

 

あれ?

でもなんでスタイルが良いって思ってるんだ?

 

指を動かせる程度で身体は触れないし、

ボディーラインを知る術もない。

なのに何故スタイルが良いと決め付けているんだ?

 

うーむ。

わからん。

 

とりあえず頻繁に起こるこの睡魔をなんとかしてほしい。

 

おそらく、この管から通される液体の中に睡眠薬でも入っているのではないだろうか。

 

考えたところで結論は出ないので、今日も眠りにつくとする。

明日は出られると祈りながら。

DAY28

あれから28日が経ったが、何も変わらない。

 

いや、一つだけ分かったことは

この壁の向こう側はうるさいということだ。

 

おそらく医学者たちが議論や分析をしているのだろうと推測できるが

私にとっては溜まったもんじゃない。

 

早く外に出してくれ

このままだと、ストレスでどうにかなってしまいそうだ。

DAY40

なんだかおかしい。

どうやら、私がいるこの中で異変が起きている。

 

暗闇だがわかる。

何かが起ころうとしている。

 

もう分析は終わりってことか?

そのための準備ってことか?

外に出られるのか?

 

だが、外に出たところで

そこはどこなんだ?

 

ここはどこなんだ?

DAY41

急に暗闇から何かが出た。

 

何かはわからない。

だが、この環境ともお別れが近づいているのだろう。

 

そろそろ治験は終わりか。

長かったな。

 

さぁ早く、この管を取って服を着せてくれ。

私を解放してくれ。

 

 

なんだ!?

急に外が眩しい。

 

 

うわっ!?!?なんだこの手は!?!?

巨人の手!?!?

 

 

 

そうか、ここは異世界か。

今流行ってる異世界転生か。

 

どうやら私は異世界に転生したってことか。

こんなサイズの手を見たことがない。

 

私の手の10倍?

いや、20倍はあるのではないだろうか。

 

 

やめろ!!!!

頭を引っ張るな!!!!

 

 

た・・・・

食べられる・・・・・

 

 

もう・・・・・だめ・・・・か・・・・・。

 

 

 

 

 

「おめでとうございます!!元気ですよ!」

「ありがとうございます!!ありがとうございます!」

「よくがんばったね、もう立派なママだね」

 

 

どうにかこうにか私は外に出られたようだ。

この白い服を着てるやつは何者だ?

 

それに、この女性は誰だ?

隣にいる男性は?

 

わからないことだらけだ。

 

それに、何故か私は喋れない。

ただ騒ぐことしかできない。

言語化する能力を失ったようだ。

 

早く服を着せて欲しいが、なにやら白いやつで股を隠された。

 

上半身裸だぞ?

服を着せろ!!

 

まぁいいか。

外に出られたのだから。

 

よくわからないが、ここは安全らしい。

 

なんだか疲れたから、とりあえず寝ることにする。

明日からは光を見る生活が始まりそうだ。

 

久しぶりの外の空気は美味いな。

あとがき

久しぶりに創作的なものを書いてみました。

ふと思いついたので、乱文ですが笑

 

 

たまにはこういうのも気分転換になって良い感じでした。

 

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